アルセイン=ナリュセルト
2005年3月1日 思想グランベル帝國の現皇帝。究極の有を追い求める探求者でもある。アルデバラン貴族の家にアルデバラン暦1023年冬の月32日に生まれる。しかし父の賭博の大敗が祟り領地を失い没落する。そしてアルデバラン暦1035年春の月12日に国を出奔し各国を転々としアルデバラン暦1038年夏の月40日にアルデバランに帰国、そして一般兵として軍に入り武勲を立て元帥となった時クーデターを起こし旧体制を打破、アルデバランの国王となるアルセイン=ナリュセルト24歳の秋の事であった。が、しかし魔道都市オーフェリア首長アルヴィスにより古代王朝アルデバランは1047年冬の月40日(アルセイン=ナリュセルト 26歳)に滅ぼされる。1000年王国と謳われたアルデバランの崩壊である。その際にアルセイン=ナリュセルトは敵の目を掻い潜り隠し通路より居城より脱出、驚くべき事にオーフェリアへと潜入しアルヴィスを快く思わない魔術貴族の支援を受けレジスタンスを掻き集めオーフェリア各地でクーデターを起こしアルヴィスを追放。アルセイン=ナリュセルト、29の秋の出来事であった。が、しかしアルセイン=ナリュセルトにも想像の出来ない出来事が起こった。アルセイン=ナリュセルトの娘と名乗る存在が現れたのだ。その名もナルシュである。彼女は14歳にして魔術を掌握し魔法を具現化させつつあり天才アルセイン=ナリュセルトを唸らせる。しかし、アルセイン=ナリュセルトは頑として其れを否定、計算から分かる事だが14の時に発芽させてしまった種で若さ故の過ちである。その後、大陸最大の迷宮より天空より堕つるモノを回収、魔術協会の協力の元、禁断の魔道書たる神々の終焉を表す最終戦争の魔道書を復活させる。そして魔道都市オーフェリアにも終焉が訪れる。ヴァン・ハイリヒのマケドニア騎士団により滅亡させられたのである。アルセイン=ナリュセルト、33の冬の出来事であった。そして燃えさかる野心も隠さずアルセイン=ナリュセルトは帝國の軍門へと下る。が、予期せぬ事態が帝國を襲う、名将アルヴィスの戦死、アルセイン=ナリュセルトへ衝撃を与えた。後を追うようにグランベル帝國皇帝ヴァリュンハルト崩御、帝國本土に戦火が飛び火し内乱が起こるがアルセイン=ナリュセルトは速やかに鎮圧した。皇族の血も途絶えこの功績によりグランベル帝国議会はアルセイン=ナリュセルトに全指揮権を委任。アルセイン=ナリュセルト(35歳)は過去を抹消し皇帝となる。 そして3年後、運命の刻は来た大陸戦争の勃発。帝國26代目皇帝アルセイン=ナリュセルト、アテネ=シュタインドルフにより其の命を屠る。ヴァルハラへと招かれる。享年38歳であった。
某EBSより
某EBSより
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