第二章 武道会

「大丈夫か?サリナ?」
俺の声は少し震えていた
頬に熱い物が流れているようである
「・・・だ・・・・い・・じょ・・うぶ・・・」
サリナが力なさそうな声で答えた
やはり奴が降臨した為体力の消費が激しいようだ
しばらくは安静にした方が良さそうだ
「サリナ・・・今日は休んでろ」
「でも・・・今日は武道会・・・」
「いいんだ、今日は黙って寝てろ」
「でも、でも、でも・・・・奴が武道会に・・・」
サリナは恐れている、奴を奴を・・・・・
「そっちの事は心配するな、俺が何とかする」
「ありが・・とう・・・・」
サリナは力なくそう答え眠りについた

さぁって俺も行くかな、奴に会いに
だが、しかし、サリナがこうなった今、俺は奴に勝てるだろうか
どうあがいても奴にかすり傷一つ負わす事もできないだろう
最悪俺は死ぬ・・・
だが不可能は可能にする
たとえ卑怯な手を使っても・・・

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秘

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