「グァ、ハァハァハァ、またあの夢か、畜生、思い出したくない事まで・・・」
「そ、そうだサリナは?俺がこの夢を見たっつーこたぁー、」
俺は隣の部屋に居るサリナの所へ急いで向かう
ドアを必死で叩く
「サリナー!!大丈夫か?サリナー!!」

「グ、グ、ガガガ、ウゲェェ、キャァァァ」
中から奇声が聞こえる
サリナは今忘れようとした過去を思い出している
これほど辛い事は無い
あん?サリナの過去だって?
今はそれどころじゃねぇ・・・サリナを落ち着かせなければ
「サリナー!!入るぞーー!!」
俺はドアを突き破る、手段を考えている暇は無い
中には半狂乱のサリナが居た
「大丈夫だ、サリナ、奴は居ない、ここには居ないんだ!!」
俺は宥めようとした
が、その時
奴は現れた、サリナの体に降臨した
「時は来たり、二つ王寄り戻る、その前に貴様らを殺す、武道会で待っておるぞ」
声は裏声っていた

そしてその声も消えた
サリナはその場に倒れてしまった
それもそうだ
強大な力を持つ奴を生身のまま降臨させたのだから・・・
奴が体を乗っ取たのは一度や二度ではない
だがそれは今語るときではなさそうだ
サリナの意識が戻ってきたようだ・・・

来週あたりに続く(いろいろあって十日程消えます

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秘

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